つわりニキビがひどい!妊娠中のニキビケアまとめ

跡を残さないために早めにケアを!妊娠するとニキビや吹き出物が突然出来てしまったり、増えることがあります。おでこやあごだけでなく、お尻や胸、背中と様々なところに出来てしまいます。便秘やストレスもニキビを悪化させる原因となることを知っていますか?ひどいニキビは放っておくと大変!特につわりの間はニキビができやすいため、跡を残さないためのケアがとても大事!妊娠中に飲み薬や塗り薬は使ってもいいのか?皮膚科や産婦人科どちらに相談したらいいのか?つわりニキビの跡を残さないための治し方を紹介します。

妊娠中のニキビがひどい!その原因は?気を付けたいことは

妊娠したらニキビがたくさん出来てしまった!と悩んでいませんか?

 

 

 

それも急激に・・。

少しニキビが出来ただけなはずが徐々に増えてしまい、気づけば顔中になんてことも!顔だけでなく背中や胸、お尻などにもニキビが出来てしまうこともあります。

 

 

なぜ妊娠中にニキビができてしまうのでしょうか?

このできてしまったにきびどうしたらいいのでしょうか?

 

 

治すためにも自分がなぜニキビが出来てしまったのかを知るのはとても大切なことですよね。そこで妊娠中にニキビができてしまう原因を紹介していきます。

妊娠中のニキビができやすい時期っていつ?

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妊娠初期はホルモンバランスが変化するために様々な不調をきたしやすい時期です。ニキビもそのうちの1つで、妊娠によって増えた黄体ホルモンのせいでニキビができやすい時期となっています。

 

 

妊娠中期になるとそんなホルモンバランスも整ってきますが睡眠不足ストレスは妊娠期間を通じて起こることなので妊娠初期以外でも注意が必要です。

 

そもそもニキビができてしまうのはなぜ?

そもそも、ニキビは毛穴の中に皮脂が溜まり詰まってしまい、その皮脂をエサにしてアクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態のことです。

 

 

妊娠をしてからニキビが増えてしまう原因はいくつか考えられます。

 

 

1、ホルモンバランスの変化
妊娠後の生活だけではなく、体の状態にもニキビの出来やすい原因があります。妊娠によって増える黄体ホルモン(プロゲステロンといいます)はどんどん皮脂を分泌します。

 

 

妊娠初期には、プロゲステロンの方が優勢となっているため、皮脂の分泌が盛んになりニキビができやすくなります。

 


また、妊娠中は免疫力が落ちてしまうため様々な不調を招きやすいことも原因として考えられます。それまで乾燥肌であっても、妊娠を機に肌質が変わってしまうこともあるということですね。

 

2、睡眠がとれていない
妊娠したらとにかく1日中眠いと言う方もいるのではないでしょうか。

 

眠りつわりと言う言葉があるように日中も眠気、夕方も眠くなってしまうことがあります。昼寝を長くとりすぎたり何度も昼寝を繰り返していると、夜なかなか眠れなくなってしまいます。

 

 

すると寝つきが悪くなったり夜中に何度か目が覚めてしまったりとあまり眠れなくなってしまいます。さらに、お腹が大きくなってくるとより寝苦しくなり何度も夜中に目が覚めることもあります。

 

出産が近づいてくると眠りが浅くなり寝ているようで入れていないなんてことも。睡眠不足はお肌の敵!ホルモンバランスを乱してしまいニキビができる原因となってしまいます。

 

3、便秘をしている
先程も書いた妊娠すると増える黄体ホルモン。この黄体ホルモンは腸の動きも鈍くしてしまう働きもあります。

 

 

腸のぜん動運動が抑えられてしまうと便の排出がしにくくなり、便秘となります。すると腸の中に便が溜まり有毒なガスが発生します。そのガスが体中にめぐって肌荒れなどを引き起こしてしまいます。また妊娠を機に運動を控えるようになり便秘がちになることもあります。

 

4、つわり
これがまた厄介で、つわりのせいで食べられるものが偏ってしまったり食べても吐いてしまうことがあります。すると栄養バランスよく食事をすることができなくなります。

 

 

ジャンクフードやお菓子ばかり食べたくなってしまう方、味の濃いものや甘いもの、っぽいものばかり好んでしまう方。そういった方は特に注意。その食生活で皮脂の分泌が増えてニキビの原因となってしまうのです。

妊娠中に出来たニキビ!気を付けたいこと

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ニキビが出来てしまうと気持ちも落ち込んでしまいますよね。特に人に見える顔に出来てしまうと隠すことも難しくなってしまい人会うことも嫌になってしまいます。

 

ニキビケアはもちろん大切なのですが、その前に気を付けたいことがいくつかあります。

 

1、潰す?潰さない?

ニキビが出来てしまうと気になって触りたくなってしまいますが、出来るだけ触らずに洗顔時にも優しくこすらないようにしてくださいね。

そして出来たらすぐに潰してしまうのはダメなんだそうです。跡が残ってしまうことがあるので要注意!潰していいタイミングがあるそうなのsでむやみに潰さないようにしてくださいね!

ニキビは、適切なタイミングと方法であれば、つぶして対処してよい。赤く炎症した赤ニキビに白いもの(膿)が透けて見えてきたらつぶしてよいタイミングとなる。引用 http://p.i-voce.jp/qa/beauty_clinic/column/column01_2.html

 

2、妊娠前にもらった薬は医師に確認

 たとえ塗り薬でも、妊娠前に使っていたものを自分の判断で使用するのはやめておいた方がいいです。

 

妊娠すると使えない薬もあるので、必ず医師に確認してくださいね。

 

3、今の肌に合ったものを使うのがべスト

今まで使っていた化粧水が突然合わなくなってしまうこともあります。また、シャンプーやリンスの刺激が強すぎることも。

 

ホルモンバランスのせいで今までとは違う体質になっているかもしれません。合わなくなった化粧品は使用を中止しましょう。

 

4、皮膚科受診の注意点

皮膚科を受診する時は妊娠中であることを必ず伝えましょう。私の勤務する病院でもよくあるのですが、意外と大事なことを伝えてくれない患者さんって多いんです。他院で処方されて飲んでいる薬を言わなかったりする人もいます。

 

妊娠中は使えない薬もあるのでしっかりと伝えてくださいね。

妊娠中のニキビは気にしすぎは逆効果

 

出来てしまったニキビのせい外出や知り合いをさけてしまいたい気持ちもよくわかります。私もいちいち他人にニキビのことを指摘されるのがとても苦痛でした。

 

 

しかし、ストレスはニキビの敵。気にしすぎて心理的な負担となってしまうとストレスで治りにくくなったり、ひどくなってしまうこともあるかもしれません。

 

 

逆に「こんなにニキビが出来てしまって。なんかいい方法知らない?」とアドバイスを求めるくらいの気持ちでいた方がいいかと思います。

 

 

肌に負担をかけないこと、清潔にすること。そして基礎化粧品を見直してみる。出来ることから始めてみてくださいね。